新幹線のネット予約はどこがいい？予約サイトの特徴と選び方

新幹線のチケットをネット予約するメリット

新幹線のチケットをネット予約すると、さまざまなメリットがあります。まず、早割や会員特典を利用することで、通常価格よりもお得にチケットを購入できます。さらに、クレジットカードで決済すればポイントが貯まり、より経済的に移動できるのも魅力です。

また、ネット予約なら、スマホやPCから24時間いつでも手続きが可能です。駅の窓口に並ぶ必要がなく、忙しい人でも簡単に座席指定や予約の変更ができます。特に混雑する時期には、事前にオンラインで席を確保できるのは大きな利点です。

さらに、交通系ICカードを登録すれば、チケットレスで乗車できます。SuicaやPASMOなどを使えば、紙の切符を発券する手間がなく、改札でタッチするだけでスムーズに乗車できます。忘れ物の心配もなく、スマートに移動できる点もネット予約の魅力の一つです。

この記事でわかること

この記事では、新幹線のチケットをネット予約する際のメリットに加え、主要な予約サイトの特徴や、お得に購入する方法、サイトの選び方、注意点などを詳しく解説します。ネット予約を活用すれば、より快適に、そしてお得に新幹線を利用できるようになります。あなたに最適な予約方法を見つけるための参考にしてください。

新幹線ネット予約ができる公式サイト

新幹線の予約は、主にJRグループが運営する公式サイトを利用できます。各サイトごとに対応する路線が異なるため、利用する新幹線に合わせて選ぶことが大切です。

• えきねっと（JR東日本）：すべての新幹線の予約が可能。特に北海道・東北・秋田・山形・上越・北陸新幹線におすすめ。
• スマートEX（JR東海・JR西日本・JR九州）：東海道・山陽・九州新幹線の予約が可能。年会費無料で手軽に利用できる。
• エクスプレス予約（JR東海・JR西日本）：東海道・山陽・九州新幹線の予約が可能。年会費1,100円（税込）が必要だが、割引率が高いのが特徴。
• e5489（JR西日本・JR四国）：北陸・山陽・九州新幹線の予約に対応。特急列車との組み合わせ予約も可能。
• JR九州インターネット予約（JR九州）：九州新幹線の予約に特化。九州内の特急列車との乗り継ぎにも便利。

どのサイトを利用するかは、乗車する路線や利用頻度、会員特典などを考慮して選ぶのがポイントです。次のセクションでは、路線ごとにおすすめの予約サイトを詳しく紹介します。

路線別JR運営の予約サイト

新幹線の予約サイトは、路線ごとに最適な選択肢があります。各サイトには独自の割引サービスや会員特典があるため、利用する路線や予約のタイミングに応じて使い分けるのがおすすめです。

えきねっと（JR東日本）

えきねっとはJR東日本が運営する予約サイトで、全国の新幹線の予約が可能です。北海道・東北・秋田・山形・上越・北陸新幹線をはじめ、東海道・山陽・九州新幹線の予約も対応しています。

また、えきねっと限定の割引サービス「えきねっとトクだ値」を利用すると、最大35%オフで新幹線チケットを購入できるのが特徴です。ただし、この割引は主にJR東日本・JR北海道・JR西日本の一部区間で適用されるため、東海道・山陽・九州新幹線では利用できません。

全国の新幹線を予約できる点は便利ですが、割引の対象路線が限られるため、利用する新幹線によっては「EX予約」や「スマートEX」の方が安くなる場合もあります。利用する路線や割引の適用条件を確認しながら、最適な予約方法を選びましょう。

スマートEX / エクスプレス予約（JR東海・JR西日本・JR九州）

スマートEXとエクスプレス予約は、東海道・山陽・九州新幹線の予約が可能なサービスです。特にEX早特を活用すると、通常運賃よりもお得に新幹線を利用できます。

EX早特には「EX早特3」「EX早特7」「EX早特21ワイド」などの種類があり、予約するタイミングによって割引率が異なります。EX早特21ワイドでは、乗車日の21日前までに予約すると大幅な割引が適用されるため、早めの予約がおすすめです。

e5489（JR西日本・JR四国）

e5489はJR西日本が運営する予約サイトで、山陽・九州・北陸新幹線をはじめ、JR東日本・JR東海エリアの一部の新幹線や特急列車の予約が可能です。主にJR西日本・JR四国・JR九州エリアの新幹線や特急列車に対応していますが、北陸新幹線（敦賀～東京）やJR東日本・JR東海エリア内の一部新幹線も予約対象となっています。

特に、J-WESTカード会員向けの割引サービスが充実しており、頻繁に新幹線を利用する人にとってお得な選択肢となります。 J-WESTカードには「エクスプレス」と「ベーシック」の2種類があり、エクスプレス会員であれば「eきっぷ」などの割引サービスを利用できます。これにより、通常よりも安い価格でチケットを購入できるため、コストを抑えたい場合に便利です。

ただし、e5489の割引サービスは基本的にJR西日本・JR四国・JR九州エリアの新幹線・特急列車に適用されるため、JR東日本・JR東海エリアでの割引は限られています。利用する路線や目的に応じて、他の予約サイトとの比較をおすすめします。

JR九州インターネット予約（JR九州）

JR九州インターネット予約は、九州新幹線を利用する際に便利なサイトです。九州ネットきっぷや九州ネット早特7などの割引チケットがあり、予約のタイミングに応じてお得に利用できます。

九州ネットきっぷは、乗車日当日の予約でも割引が適用されるため、急な予定変更にも対応しやすいのが特徴です。一方、九州ネット早特7は、乗車日の7日前までに購入することでさらに安く新幹線を利用できます。

これらの情報を参考に、利用する路線や条件に合った予約サイトを選び、新幹線をより便利に、そしてお得に利用しましょう。

JR運営以外の予約サイト

新幹線のチケットは、JR公式サイト以外でも予約できます。旅行代理店やオンライン予約サービスを利用することで、宿泊とセットのプランを選んだり、支払い方法の選択肢を広げたりすることが可能です。

KiPuRu（きっぷる）

KiPuRuは、会員登録不要で新幹線の切符を購入できる予約サイトです。支払い方法が豊富で、ペイジー・銀行振込・コンビニ支払い・クレジットカードなどに対応しています。購入した切符は、指定の住所に宅急便で送付されるため、事前にチケットを手元に用意したい人に便利です。

NAVITIME Travel

NAVITIME Travelでは、全国の新幹線やJR特急券をネットで購入できます。新幹線の予約だけでなく、航空券、レンタカー、ホテルの予約もできるため、旅行全体の手配をまとめて行いたい場合に適しています。

楽天トラベル

楽天トラベルでは、新幹線と宿泊がセットになった「JR・新幹線のホテルパック」を取り扱っています。楽天ポイントが貯まり、クーポンや楽天スーパーセールを活用すると、通常よりも安く予約できることがあります。楽天ユーザーにとっては、ポイントを活用しながらお得に旅行の計画を立てられるのが魅力です。

JTB

JTBでは、新幹線とホテルがセットになったツアープランを提供しています。通常の新幹線チケットの購入だけでなく、宿泊込みのパッケージを利用することで、よりお得な料金で旅行を楽しむことができます。

日本旅行

日本旅行も、JR・新幹線と宿泊がセットになったプランを提供しています。旅行会社ならではの割引や特典が用意されていることが多く、特に新幹線を使った観光やビジネス旅行に便利です。

これらのサイトを活用すれば、駅の窓口に並ぶことなく、自宅から簡単に新幹線のチケットを手配できます。用途に合わせて最適なサイトを選び、より便利に予約を進めましょう。

JR以外の予約サイトを使う場合の注意点

JR以外の予約サイトでは、取り扱い路線に制限がある場合があります。例えば、旅行代理店やオンライン予約サービスでは、特定の新幹線や区間のみ取り扱っていたり、一部の割引チケットには対応していなかったりすることがあります。

• KiPuRu（きっぷる）：主要な新幹線路線のチケットを販売していますが、割引商品の取り扱いは少ない傾向があります。
• NAVITIME Travel：全国の新幹線や特急券を予約できますが、一部の割引運賃には対応していない場合があります。
• 楽天トラベル / JTB / 日本旅行：基本的には全国の新幹線を予約できますが、宿泊とセットになったプランが中心で、単体の新幹線チケット販売には制限があることもあります。

一方で、JR公式の予約サイトでは、対象となる新幹線のすべての区間を網羅しており、割引サービスも充実しているため、特定の割引を適用したい場合はJR系のサイトを利用する方がよいでしょう。

JR系予約サイトとJR以外の予約サイトの比較

JR系予約サイトのメリット・デメリット

メリット

• 割引サービスが充実しており、「えきねっとトクだ値」や「EX早特」など、路線ごとのお得なプランが利用できる。
• 予約後にICカードでチケットレス乗車ができ、発券の手間が省ける。
• 予約変更がネット上で簡単に行える（特にEX予約やえきねっとでは変更回数に制限がない）。
• 正規のチケット販売ルートであり、安心して利用できる。

デメリット

• 予約には会員登録が必要な場合が多く、スマートEXやエクスプレス予約では事前のクレジットカード登録が必要。
• 一部のサービス（エクスプレス予約など）は年会費がかかる。
• 割引チケットは早期予約が必要なものが多く、当日購入には向かない場合がある。

JR以外の予約サイトのメリット・デメリット

メリット

• 会員登録不要で利用できるサイトが多く、気軽に予約できる。
• 楽天トラベルやJTB、日本旅行などでは新幹線と宿泊がセットになったプランがあり、まとめて予約することで料金を抑えられる。
• 楽天ポイントやJTBの会員特典など、独自のポイント制度が利用できる。
• KiPuRu（きっぷる）のように、クレジットカード以外の支払い方法（コンビニ支払い、銀行振込など）が選べるサイトもある。

デメリット

• JR公式の割引サービス（えきねっとトクだ値、EX早特など）には対応していない場合が多い。
• 予約後に紙の切符を受け取る必要がある場合があり、ICカードでのチケットレス乗車には対応していないことが多い。
• 取り扱い路線やプランに制限があり、希望の区間が予約できないこともある。
• 予約変更の柔軟性が低い場合があり、一部のサイトではキャンセルや変更ができないこともある。

どちらを選ぶべき？

JR系予約サイトがおすすめの人

• なるべく安く新幹線に乗りたい（早割や会員特典を活用したい）
• 予約後の変更が自由にできる方がよい
• ICカードでチケットレス乗車したい

JR以外の予約サイトがおすすめの人

• 会員登録をせずに、手軽に新幹線のチケットを購入したい
• 宿泊とセットでお得なプランを探している
• クレジットカード以外の支払い方法を利用したい

用途によって最適な予約方法が異なるため、自分の目的に合ったサイトを選ぶのがポイントです。

新幹線を安く予約する方法

新幹線のチケットを安く購入するには、さまざまな割引サービスを活用したり、ホテルとセットで予約したりする方法があります。事前に適用できる割引を確認し、自分に合った方法でお得に予約しましょう。

割引サービスを活用する

新幹線には、早割、往復割引、学生割引、シニア割引、団体割引、株主優待券など、さまざまな割引制度があります。特に、早期予約をすることで割引を受けられる「EX早特」や「えきねっとトクだ値」は、多くの人にとって利用しやすい選択肢です。

往復で新幹線を利用する場合、片道の営業キロが600キロを超える区間では「往復割引」が適用されることがあります。また、学生であれば、学校で発行された学割証を駅の窓口に提示することで、学割を受けることができます。

シニア向けの割引もあり、「ジパング倶楽部」などの有料会員サービスに入会すると、新幹線の料金が割引される仕組みがあります。頻繁に新幹線を利用するシニア層にとっては、長期的にお得な選択肢となるでしょう。

ホテルパックを利用する

新幹線とホテルをセットで予約することで、個別に手配するよりも安くなることがあります。旅行代理店やオンライン予約サイトでは、新幹線と宿泊をセットにしたお得なプランを提供しており、観光や出張の際に役立ちます。

楽天トラベルでは「JR楽パック赤い風船」という名称で、新幹線と宿泊を組み合わせたプランを提供しています。日本旅行はJR西日本の子会社であり、特に関西方面の旅行に適したプランが充実しています。JTBでは「JTBダイナミックパッケージ」を利用すれば、飛行機・JR・新幹線と宿泊をまとめて予約できるため、移動手段と宿泊先を一括で手配したい人に便利です。

これらの割引やパックを活用することで、新幹線のチケットをよりお得に予約できます。旅行や出張の予定が決まったら、できるだけ早めにプランを検討し、最適な方法で予約しましょう。

新幹線のチケット予約サイトの選び方

新幹線のチケットを予約する際、どのサイトを利用するかによって、料金や利便性が大きく変わります。割引や使いやすさ、決済方法などを考慮して、自分に合った予約サイトを選びましょう。

料金や割引の有無を確認する

予約サイトによって、会員割引や期間限定キャンペーンの内容が異なります。例えば、えきねっとでは「えきねっとトクだ値」、エクスプレス予約では「EX早特」など、特定の会員向け割引が用意されています。これらの特典を活用することで、新幹線のチケットを通常よりも安く購入できます。ただし、一部のサービスでは会員登録に年会費がかかることもあるため、利用頻度に応じて費用対効果を検討することが大切です。

使いやすさや操作性をチェックする

インターネット予約に慣れていない場合、サイトの操作性も重要なポイントです。サイトのデザインや、情報の探しやすさ、予約完了までの手順が簡単かどうかを確認するとよいでしょう。スマートフォンでも使いやすいサイトを選べば、外出先でもスムーズに予約できます。

決済方法の種類を比較する

予約サイトによって、利用できる決済方法は異なります。クレジットカード決済が基本ですが、電子マネー、コンビニ払い、銀行振込などに対応しているサイトもあります。特にクレジットカードを使わない人は、他の支払い方法に対応しているかを事前に確認しておきましょう。

チケットの受取方法を選ぶ

チケットの受取方法もサイトごとに違います。交通系ICカードを登録してチケットレスで乗車できるサービスがある一方で、駅の窓口や券売機で紙のチケットを発券する必要がある場合もあります。また、一部の予約サイトでは、購入した切符を郵送で受け取ることも可能です。旅行や出張のスケジュールに合わせて、受取方法が柔軟に選べるサイトを選ぶと便利です。

予約変更やキャンセルの可否を確認する

予定が変更になる可能性がある場合、予約の変更やキャンセルが可能かどうかも重要なポイントです。サイトによっては、変更回数に制限があったり、キャンセル時に手数料が発生したりすることがあります。変更やキャンセルのルールを事前に確認し、柔軟に対応できるサイトを選ぶと安心です。

サポート体制の充実度をチェックする

万が一、予約時にエラーが発生したり、トラブルが起きた場合に備えて、サポート体制が整っているサイトを選ぶのも大切です。カスタマーサポートの問い合わせ先や、対応時間を確認し、必要なときにすぐに連絡できる体制があるかをチェックしておきましょう。

これらのポイントを考慮しながら、自分に合った予約サイトを選ぶことで、新幹線のチケットをより快適に、そしてお得に手配できます。

新幹線のネット予約はどこがいい？比較と注意点

新幹線ネット予約で注意すべきこと

新幹線のネット予約は便利ですが、スムーズに利用するためにはいくつか注意すべき点があります。事前に確認しておくことで、トラブルを防ぎ、快適に乗車できるようにしましょう。

必要な情報を事前に確認する

ネット予約では、利用する列車の日時、出発駅、到着駅、座席指定の有無など、必要な情報を正確に入力することが重要です。特に、予約を確定する前には内容に誤りがないかしっかり確認しましょう。一度決済してしまうと、予約変更ができない場合や、キャンセル料が発生することがあります。サイトによっては変更回数の制限があったり、払い戻し手数料がかかる場合もあるため、事前にルールを把握しておくことが大切です。

チケットの受け取り方法を確認する

新幹線のネット予約では、チケットの受け取り方法がサイトによって異なります。多くの予約サイトでは、交通系ICカードを利用したチケットレス乗車が可能ですが、一部のサイトでは紙の切符を駅で受け取る必要があります。スマホに表示するデジタルチケットで乗車できる場合もあるため、どの方法が利用できるのか事前に確認しましょう。

また、予約サイトによっては、特定の窓口や券売機でしか受け取れないケースもあります。遠方の駅での受け取りが必要になると不便なので、受け取り場所を事前に確認し、自分にとって最も便利な方法を選ぶようにしましょう。

交通系ICカードの登録について

交通系ICカードを利用してチケットレス乗車する場合、予約内容とICカードの紐付けが必要になります。特に、複数人分の予約をする際は、それぞれのICカードが登録されているか確認しましょう。ICカードに紐付けされていないと改札を通れないため、事前の設定を忘れないようにすることが大切です。

これらのポイントを意識して新幹線を予約すれば、スムーズに乗車できるだけでなく、余計な手間やトラブルを避けることができます。予約後の流れをしっかり確認し、自分に合った方法で利用しましょう。

スマートEXとえきねっとはどちらがお得？

スマートEXとえきねっとのどちらがお得かは、利用する路線や予約のタイミング、乗車頻度によって異なります。それぞれの特徴を比較し、自分に合ったサービスを選びましょう。

東海道・山陽・九州新幹線を利用する場合

東海道・山陽・九州新幹線（東京～鹿児島中央）を利用する場合は、スマートEXまたはエクスプレス予約が選択肢になります。

スマートEXは、年会費無料で手持ちのクレジットカードを登録するだけで利用できます。割引額は一律200円と小さいものの、登録が簡単で手軽に使えるため、新幹線をあまり利用しない人に向いています。

エクスプレス予約は、スマートEXの有料会員版で、年会費が1,100円（税込）かかりますが、割引額が大きいのが特徴です。例えば、東京～品川間の指定席は片道580円割引になり、往復すれば1,160円の割引が受けられるため、年に1回往復するだけで年会費分を取り戻せます。予約変更が何度でも無料でできるため、予定が変わりやすい人にも便利です。

年に2回以上新幹線を往復で利用するならエクスプレス予約が適しています。たまにしか新幹線を利用しない場合は、無料で使えるスマートEXの方が手軽です。

全国の新幹線を利用する場合

えきねっとは、JR東日本が運営する予約サイトですが、全国の新幹線を予約できます。特に新幹線eチケットやえきねっとトクだ値などの割引サービスがあるため、北海道・東北・秋田・山形・上越・北陸新幹線を利用する際にお得になります。えきねっとトクだ値を活用すれば、5〜35％の割引を受けられるため、通常料金よりも大幅に安く乗車できる可能性があります。

早割を考慮した場合

新幹線を安く利用するためには、早割の活用も重要です。

スマートEXとエクスプレス予約では、EX早特を利用すると、乗車日の3～28日前までに予約することで割引が適用されます。早めに予定が決まっている場合は、通常料金よりも安く乗車できます。

えきねっとでは、えきねっとトクだ値を利用すると、乗車日当日まで割引価格で予約できます。また、お先にトクだ値を利用すると乗車日の13日前まで、お先にトクだ値スペシャルを利用すると20日前までに予約することで、より高い割引率が適用されます。

どちらを選ぶべきか

新幹線の予約サイトを選ぶ際は、利用する路線と予約のタイミング、乗車頻度を考慮することが大切です。東海道・山陽・九州新幹線を頻繁に利用する場合は、エクスプレス予約が最もお得になります。たまに利用する程度なら、スマートEXが便利です。全国の新幹線を利用する場合や、割引を最大限に活用したい場合は、えきねっとのトクだ値をチェックするとよいでしょう。

スマートEXとエクスプレス予約、どっちがいい？

スマートEXとエクスプレス予約のどちらを選ぶべきかは、利用する路線と新幹線の乗車頻度によって異なります。それぞれの特徴を比較し、自分にとって最適なサービスを選びましょう。

スマートEXの特徴

スマートEXは、東海道・山陽・九州新幹線（東京～鹿児島中央）で利用できるサービスです。年会費は無料で、手持ちのクレジットカードを登録するだけで簡単に利用を開始できます。支払い方法はクレジットカードのみで、予約後は交通系ICカードを使ってチケットレスで乗車できます。

最大のメリットは、登録が簡単で年会費が不要なことです。新幹線をたまに利用する人にとっては、気軽に使える便利なサービスといえます。ただし、割引額は一律200円と小さく、大幅な割引を期待することはできません。

エクスプレス予約の特徴

エクスプレス予約も、スマートEXと同じく東海道・山陽・九州新幹線（東京～鹿児島中央）に対応していますが、年会費1,100円（税込）が必要です。その代わり、割引率が高く、例えば東京～品川間の指定席では片道580円、往復で1,160円の割引が適用されます。距離が長くなるほど割引額が大きくなるため、長距離移動をする場合には特にお得です。

また、エクスプレス予約の大きなメリットは、予約変更が何度でも手数料無料でできる点です。予定が変わりやすい人にとっては、柔軟に予約を変更できるのは大きな利点でしょう。一方で、利用できるクレジットカードが「JR東海エクスプレス・カード」や「J-WESTカード」などの特定のカードに限定されているため、既に持っているクレジットカードでは登録できない可能性がある点は注意が必要です。

どちらを選ぶべきか？

新幹線の利用頻度によって、スマートEXとエクスプレス予約のどちらを選ぶべきかが決まります。

• 新幹線をたまにしか利用しない人は、年会費無料で手軽に使えるスマートEXがおすすめです。
• 年に2回以上往復する場合は、割引額が大きいエクスプレス予約を利用する方が、年会費を払ってもお得になります。

また、どちらのサービスでも「EX早特」を利用することで、乗車日の3～28日前までに予約すると割引が適用されます。早めに予定が決まっている場合は、EX早特を活用することで、さらにお得に新幹線を利用できます。

えきねっととEX予約の違いは何か

えきねっととEX予約は、どちらも新幹線のネット予約ができるサービスですが、対象路線や会員制度、割引内容、支払い方法などに違いがあります。それぞれの特徴を比較し、自分に合ったサービスを選びましょう。

対象路線の違い

えきねっとは全国の新幹線に対応していますが、特に北海道・東北・秋田・山形・上越・北陸新幹線の利用に適しています。一方、EX予約は東海道・山陽・九州新幹線（東京～鹿児島中央）のみが対象で、それ以外の路線では利用できません。

会員制度の違い

えきねっとは年会費無料で利用でき、クレジットカードを登録するだけで簡単に始められます。対して、EX予約は年会費1,100円（税込）の有料会員制となっており、利用するにはJR東海エクスプレス・カードやJ-WESTカード「エクスプレス」などの対象クレジットカードが必要です。

割引の違い

えきねっとでは、会員限定の割引として「えきねっとトクだ値」が用意されており、5〜35%の割引が受けられることがあります。特に、早めの予約で割引率が高くなる「お先にトクだ値」「お先にトクだ値スペシャル」などのサービスがあり、長距離移動をする際には大きな割引を受けられる可能性があります。

EX予約では、割引率は区間によって異なりますが、長距離になればなるほど割引額が大きくなります。例えば、東京～品川間では片道580円の割引が適用されるなど、頻繁に新幹線を利用する場合はお得になります。さらに、予約変更が何度でも無料でできるため、予定が変わる可能性がある人にも便利なサービスです。

支払い方法の違い

どちらのサービスもクレジットカードでの支払いが必要ですが、えきねっとは手持ちのクレジットカードを登録すれば利用できるのに対し、EX予約は特定の対象カード（JR東海エクスプレス・カード、J-WESTカードなど）での決済が必須となっています。

どちらを選ぶべきか

利用する新幹線の路線によって、どちらを選ぶべきかが決まります。東海道・山陽・九州新幹線を頻繁に利用する場合は、EX予約の方が割引率が高く、予約変更の自由度も高いためおすすめです。一方で、北海道・東北・北陸など、その他の新幹線を利用する場合は、えきねっとを活用することで割引を受けやすくなります。年会費無料で手軽に使えるため、新幹線をたまに利用する人にも適しています。

予約時の利便性や割引率を考慮しながら、自分の利用スタイルに合った予約サービスを選ぶとよいでしょう。

みどりの窓口での予約方法

みどりの窓口では、係員と直接やり取りしながら新幹線の乗車券と特急券を購入できます。事前のオンライン予約が不要で、その場で希望を伝えるだけで手続きが完了するため、初めて新幹線を利用する人や、ネット予約に慣れていない人にとって安心できる方法です。

購入時には、乗車区間、日時、人数、特急券の種類（指定席か自由席か）を伝えれば手続きを進めてもらえます。さらに、窓側や通路側などの座席の希望も相談できるため、希望に合わせた座席を確保しやすくなります。

支払い方法は、現金とクレジットカードの両方に対応しています。みどりの窓口は、主に駅の改札付近に設置されており、事前にネットで予約するのが難しい場合や、細かい希望を伝えたい場合に便利な選択肢となります。

新幹線の予約で席を指定できる?

新幹線の予約では、座席を指定することが可能です。みどりの窓口では、係員に窓側や通路側などの希望を伝えることで、希望に合った席を選ぶことができます。インターネット予約の場合も、多くのサイトで座席指定が可能で、えきねっとやEX予約などのサービスを利用すると、さらに細かい指定ができる場合があります。

えきねっとでは、座席をアップグレードすることも可能で、JRE POINTを利用すれば、普通車指定席からグリーン車やグランクラスへ変更できます。また、新幹線eチケットサービスを利用して指定席を予約し、交通系ICカードと紐づけて乗車すると、購入額の2％分のJRE POINTが付与される特典もあります。EX予約では、好きな座席を選ぶことができ、快適に移動できるのが特徴です。

指定席は、あらかじめ座席が確保されているため、ゴールデンウィークや年末年始などの混雑時期には特におすすめです。自由席は満席になる可能性があるため、確実に座りたい場合は、指定席を選ぶ方が安心です。

予約開始時期について

新幹線の予約は、基本的に乗車日の1ヶ月前から可能で、座席指定も同様に1ヶ月前から予約できることが多いです。ただし、予約の種類やサービスによっては、予約期間が異なることがあるため注意が必要です。

例えば、EX早特を利用する場合、予約は乗車日の3日前から28日前までの期間に限られます。EX早特28ワイドは乗車日の28日前まで、EX早特7は乗車日の7日前までの予約が必要です。また、えきねっとでは、新幹線の1年前予約が可能なため、旅行計画を早めに立てたい人にとって便利な選択肢となります。

往復割引商品を利用する場合、復路の予約は購入時点から最大1ヶ月先まで可能です。各予約サービスごとにルールが異なるため、最新の情報については、それぞれの公式サイトを確認することをおすすめします。

予約サイトごとの違い

新幹線の座席指定が1ヶ月前からできるというルールは、JRの公式運行ルールに基づいており、「えきねっと」や「JR東日本のホームページ」など、ほとんどの公式予約サイトで同様の対応となっています。ただし、特定のキャンペーンや限定チケット、楽天トラベルやじゃらんなどの旅行代理店のサイトでは、予約のタイミングや条件が異なることがあるため、利用するサイトごとのルールを事前に確認しておくことが重要です。

一般的には、1ヶ月前からの指定席予約が基本となるため、各予約サイトの詳細を確認し、最適なタイミングで予約を行うことをおすすめします。

新幹線の予約サイトで子供の指定はできる？

新幹線の予約サイトを利用する場合でも、子供の人数を指定して予約できます。主要な予約サイトであるえきねっと、EX予約、JR西日本のe5489などでは、大人と子供の人数を選択でき、子供料金が自動で適用されます。

子供の予約時に注意すべきポイント

新幹線の予約サイトでは、子供の扱いが大人とは異なるため、予約時にいくつか注意が必要です。

大人と子供の選択について

予約画面で「子供」の人数を指定できるようになっており、6歳以上12歳未満の子供料金は、大人料金の半額で計算されます。

未就学児（6歳未満）の扱い

未就学児は、予約時に「子供」としてカウントしない場合、大人の膝の上に乗る形で無料で乗車できます。ただし、座席を確保する場合は「子供」として予約する必要があります。

えきねっとでは「小児用ICカード」の紐づけが必要

えきねっとで子供の予約をする場合、「小児用ICカード」の紐づけが必須となります。SuicaやPASMOなどのICカードを子供用に登録し、えきねっとのアカウントに紐づけることで、子供料金が適用されます。これを行わないと、えきねっと経由で子供料金の予約はできないため、事前に準備しておくことが必要です。

グリーン車やグランクラスの予約

グリーン車やグランクラスでは、未就学児でも座席を確保する場合は子供料金が必要になります。予約サイトで未就学児の座席を確保したい場合は、子供として予約を行う必要があります。

指定席と自由席の違い

指定席を利用する場合、子供でも座席を確保する必要があるため、必ず予約時に含める必要があります。一方、自由席を利用する場合、6歳未満の未就学児は大人の膝の上に乗る形で無料で乗車できますが、座席を確保する場合は子供料金がかかります。

主要予約サイトでの子供の指定方法

予約サイトごとに子供の指定方法に違いがあるため、利用するサイトのルールを事前に確認しておくとスムーズです。

• えきねっと（JR東日本）：予約時に大人・子供の人数を選択可能。ただし、子供料金を適用するには「小児用ICカード」の紐づけが必要。
• EX予約（JR東海・JR西日本）：大人・子供の区分を選べるが、小児用ICカードの紐づけは不要。
• e5489（JR西日本）：予約画面で大人・子供の人数を入力できる。

予約時に間違えないように、子供の年齢や座席の確保の有無、えきねっとではICカードの紐づけが必要なことを考慮して入力するのがポイントです。